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1/04/2011

♥あばぁうとぅ みぃ♥

前回の続きです。長いですが、読んで頂ければと思います。

私がN.Yで生活し始めて、1ヶ月半。。。
パパが脳梗塞になってしまった。
脳梗塞にならない為に手術したのに、医者のミスで父親の体が全身麻痺してしまったのだ。

もちろん、帰国するつもりだった。
でも、ママもお兄ちゃんも『お父さんもきっとあなたを応援してるから、帰ってこなくてもいいよ。お父さんの事は私達で介護するから!念願の留学なんだから!お父さんは、必ずよくなるから!』って言った。
本当に辛かった。気力がなくなってしまった。
遠い場所にいる私に何ができるのだろう、、、
私は、毎日家族の事でいっぱいでした。
うちはコンビニを経営してて、24時間体制なのだ。
60歳を超えているママにとって、過酷な生活の始まりだった。
コンビニのスパーバイザーがママに『もし旦那さんがお店に出れないのなら、店を閉めてほしい』と言った。2人で経営をしていたから、1人ができなくなると駄目らしい。
本当に申し訳ない、本当に申し訳ない!!日々、そんな事を自分の心の中でつぶやいてた。
毎日、ママに電話をする事ぐらいしかできなかった。
ママを勇気づける事ぐらいしかできなかった。
本当ならば、私が日本に帰ってコンビにを手伝わなければならないのに。
お兄ちゃんは仕事だし、お兄ちゃんの奥さんも自分の仕事がある。
誰も、ママを助けられない。。。
が、やはり家族の絆は強かった!!そして、人の温かさ。
まず、お兄ちゃんも奥さんも出来るだけお店を手伝い、パパの介護をしてくれた。
そして、コンビニのアルバイトの方々も沢山お店を手伝い、できるだけママを休ませ、パパの病院に行けるようにしてくれた。
アルバイトの韓国人の男の子がママに『僕が、奥さんのビジネスパートナーになります。そしたら今まで通りお店を経営できます!僕、今まで以上にお店にでて社員として頑張ります』って言ってくれたのだ!!
本当に、人の温かさにうたれた。涙がとまりませんでした。
今は、順調にお店も経営しており、なんと全身麻痺していたパパが動けるようになったのです!!奇跡ではないのです!!人が人を支え合ったからこそ、ここまで出来たのです!
今現在、パパは、一人でバスに乗れるようなり、通院リハビリしています。
社会復帰の為、コンビニも手伝っているようです!


去年の夏のパパ!ハンドサインもできるよ!
嬉しそう!!

もちろん、一番辛かったのはパパでした。
目が覚めて、自分の体が動けないのでショックで立ち直れなかったそうです。
でも、必死に家族、お店の方々が支えてくれたので、パパはここまで回復できたのです。
パパ凄いよ!ママ強いよ!お兄ちゃん、奥さん有り難う!
お店のアルバイトの方々有り難う!
心配してくれた友達、有難う!!!!!

私も、頑張らなければ!!
逆に皆に励まされた気がします。


♥あばぁうとぅ みぃ♥は、次回で最後!